子ども万華鏡大賞
作品名:くるくるまわるスイーツ
【のぞく時の注意点】太陽の光を見ない。筒の所を持って猫ちゃんをまわして下さい。
【工夫した点】スイーツのかざりつけを待っている人が楽しめて、万華鏡を見ている人も楽しめるように工夫した。
【この万華鏡の楽しみ方】猫ちゃんのまわす所をまわしながら、中のきれいな模様が見れます。
審査員講評
小学生低学年部門ですが、「子ども万華鏡大賞」を作品「くるくるまわるスイーツ」としました。持ち手のところが回るように工夫された万華鏡で、基本的なようですが、回す動作がダイナミックな光空間を確かに演出するのでとても大切な基礎と言えるでしょう。筒は、円筒の上に少し広がる形を重ねた円錐的な形をしています。その透明なプラスチックの中に、カラフルで美味しそうなスイーツが陳列ケースのように数多く紹介されているのです。スイーツの色を映えさせるのに筒の色を黒色を選択しているところにも注目したいと思います。先端は、カラフルなセルが入っている透明な容器ですが、黒い筒にカラフルな部分がプラスされた美しい姿となっています。万華鏡を覗いてみると、オイル型の仕組みを使っているので、ゆったりとオブジェクトが動き、とろけるような味覚を感じさせる色彩世界が展開されます。様々な魅力が一つになった作品として高く評価しました。